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『坊がつる讃歌』と広島(第40号)



 「『坊がつる讃歌』は,昭和15年に作曲された広島大学山岳部の歌が元歌
らしい。広島県山岳連盟の会報「もみじ」91号に関連の記述があるとも聞い
た。関連資料はないか。」というお問合せです。
 「もみじ」は,99号から所蔵していますが,91号はありません。そこで,
『70年の歩み:広島県山岳連盟70周年記念誌』を見てみると,「もみじ:広
島県山岳連盟会報」の復刻が掲載されており,91号もありました。「同じ山
への憧れを」で始まる「広島高師の山男」1番から6番の歌詞とともに,歌
の由来も簡単に書かれています。
 また,『追懐:広島高等師範学校創立八十周年記念』には,山岳部の思い
出として「「山男の歌」と「坊がつる讃歌」」と題した文章があり,「広高
師卒の教師が大分県の高校生に「山男の歌」を教え,その生徒が九州大学山
岳部に入り,夏のアルバイトとして坊がつるの山小屋で働き,暇な時に「山
男の歌」のメロディーと歌詞の一部を残して「坊がつる讃歌」として讃歌を
作った。それが広まって行ったのである。」と書かれています。
 広島大学の同窓会である尚志会の百周年記念誌『尚志百年』には『追懐』
の記事を始めとして,会報『尚志』に掲載された「山男の歌」にまつわる記
事が紹介されています。この歌が,多くの人に愛着をもって歌い継がれてい
ることがわかります。
 CD『広島大学ゆかりの歌』には,「山男の歌(広島高師の山男)」が収
録されており,実際に歌を聞くこともできます。     (調査情報課)

(平成25年8月1日発行)